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第45 - 法の定義及びその区分

法は梵語にDharma 達磨(ダルマ)であって、その語義は、それによって世界が持たれるという意である。

そうしてこの語は、宗教、法律、習慣、方法、功徳、義務、正義、公平、篤信、道徳、自然、性質、性随、同一、供養、善友、奉仕、行状、パンダヴァの長兄の名、死の王、ソーマ飲用者、精神、ジャイナ教の阿羅漢、支那禅宗の初祖の名等で、約二十四義に用いられる。

 であるから達磨はその用いられる場所に依て、その意義は種々に異なるものである。

 

仏教ではこの語を大要以下の三義に用いている。

 

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